日本時間の11月8日(日)23時10分頃(現地時間の同日9時10分頃)、北米東部で地震がありました。震源地は米国、ニューイングランド南部で、地震の規模(マグニチュード)は4.0と推定されます。 震源はマサチューセッツ州のバザーズ湾付近で、州都のボストンからは南に約100km、ロードアイランド州の州都プロビデンスから南東に50kmほどの地点とみられます。 ※震源は米国地質調査所国立地震情報センター(USGS,NEIC)による。
震源近傍では“日本での震度3”程度の揺れか
USGSによると、震源近傍では最大で改正メルカリ震度階級のⅣ程度の揺れがあった模様です。厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度3程度に相当する揺れとみられます。 マサチューセッツ州周辺は規模の大きな地震が発生することが稀で、1800年以降でM4以上の地震はこれまでに2回しか記録がなく、この周辺では173年ぶりの規模の地震とみられます。(USGSの資料による) M4以上の地震はより広域でみても、ニューイングランド地域では2012年にメイン州で発生したM4.7の地震以来、アメリカ北東部では昨年6月にオハイオ州で発生したM4.0の地震以来となります。 さほど大きな揺れではないものの、USGSには揺れの報告が多く集まっていて、周辺住民の動揺が伺えます。地震の発生時は落ち着いて行動するようにしてください。
ウェザーニュース
Source : 国内 – Yahoo!ニュース